象の耳 歩み

第3章~14話 リピーターを増やそう!<2、リニューアルへの道>

この頃、何カ月も連続で毎月テレビに出ていたので近所の方々にはまたあの店テレビに出てる・・・
みたいな感じになり、テレビに出ていても珍しがられないようになっていました。

近所で買い物をしていると様々な方からテレビ見たよ!頑張って!みたいにお声をかけて頂けるようにもなり・・・ありがたいことです。

ですがその反面・・・当時よく宣伝等に使用していたmixi(というSNS)のDMには匿名の方から、
テレビに出たからって調子に乗るな!
なにが世界初製法だ!
パンの世界はそんなに甘くないぞ!
早く潰れろ!
みたいなメールを30~40通頂いてまして。

テレビ見ました!どこに行ったら食べられますか?みたいなお問い合わせの中に、この手の罵詈雑言メールがいきなり混じっているので、開くと心臓にグサッとやられます。

これはけっこーきつかったです。
送り主がどこのどなただかわからないですからね・・・匿名だから書けるんだろうな~とは思いつつ。
でも気にしてたら持たないので流すしかなかったんですけどね。

そんな事がありつつ、、、これはキッチンカーデビューする前の話ですが、こんな事をやろうと思ってる!って話を人にすると応援してくれる方のほうが圧倒的に多かったのですが、

そんなの辞めてちゃんと働きなよ、
とか、
このビジネスは失敗するよ、
とか言う人も少なからずいたのでテレビに沢山出られたので心の中で、どうだみたか!と勝ち誇ってみたり、日々送られてくるDMに心を折られたり、でもお店の近所では声をかけて頂けたりと複雑な心境の日々を過ごしていました。

バンドをやっていた時はあれだけ有名になりたくてテレビに出たかったのですが、象の耳で違った意味ですがその希望は叶ってしまったので当時あった自己顕示欲も満たされつつあったある日。

決定打は、近所のコンビニでおきました。

当時連載されていた「キン肉マン2世」という漫画が読みたくてお店の近くのコンビニで立ち読みをしていました。
その漫画は「週刊プレイボーイ」という男性向けの雑誌に連載されていたのですが、それを立ち読みしてましたら見知らぬ主婦の方に「象の耳の方?テレビ見たわよ、最近凄いわね!頑張ってね!」って声をかけて頂けたのは嬉しいのですが、その時開いていた雑誌が雑誌だったのでもの凄く恥ずかしく・・・

顔が知れ渡ってもはじめは気分が良いのですが、こういうマイナスの面があるくらいなら顔なんて知れ渡らない方がいい!

この瞬間に自分の中の自己顕示欲みたいなものが消え去りました。

話を戻しまして、、、
そんな事が続く日々の中・・・当時の宣伝ポスター類のモデルをやってくれていた吉田の羊さんがお店に遊びに来てくれました。

で話を聞いてみると~
当時の彼女は東京スウィカという劇団を主宰して活動していたのですが、劇団を抜けて個人事務所を設立するとの事!

あの著名な方との3人芝居がきっかけになったのだろうな・・・と思いつつ、事務所を設立すると肖像権というのが発生してしまうので象の耳のポスターに彼女が使えなくなってしまうとの事。

もちろん彼女の大出世なので快くOKしました。(正直、心の中では大ダメージでしたが)
で、当時自分はもうテレビに7つ出ており彼女より出演したテレビの数は多かったので、
「全然いいよ~、お互いに頑張ろうな」なんて上から目線で言ってましたが(笑)

お互いに出世したらテレビに呼び合おう!なんて約束もしました。

以降、彼女は少しづつテレビドラマに出演するようになり・・・今はもう説明は不要でしょう。

問題はポスター類を全部作り直さなければいけない事です。
しかも早急に。

生地の改良もあるし、フランチャイズに関してもやらなきゃいけない事が多すぎるし・・・

う~ん、まいった。

<つづく>