象の耳 歩み

第3章~6話:会社を作ろう!

奇跡的に出資して頂ける事が決まり、出資額は600万円。

これで全て収めないといけません。

まずは会社の設立!

会社を設立するには登記という物をしなければいけない事を知りました。
今までは個人事業主だったので紙きれ一枚の提出で済みましたが、法人となるとそうもいかないらしく・・・本を買い、ネットで調べて凄く難しかったですが、なんとか自力で書類やら定款を作成し法務局(そんな物がある事すら自分は知りませんでした)へ行きチェックしてもらい、公証人役場で確認してもらい登記!

会社名は<株式会社ZOO>にしました。
ZOO:動物園

象の耳という動物の名前を使った商品名を取り扱っているからではなく・・・動物園には様々な個性をもった動物がいます。

うちの会社も様々な個性を持った人間に集まってもらい、人それぞれ得意・不得意があるのでそれを皆で補いながら目標達成に向かって進めるように!自分は動物園の園長さん的な感じで、みんなの個性を活かせるような会社にしたいな~なんて想いを込めて、そんな会社名にしました。

こうして苦戦しながらも会社の設立に成功!

次は会社というか工場の物件探しです。

もともとキッチンカーは1台あるので、工場で生地を作りキッチンカーで売りに出て、フランチャイズ各店舗へ生地を卸す、出来れば店舗も構えられたらいいな~なんて思ってました。

そうなると工場に店舗の併設を考えた場合、600万円という予算を考えると出店できる場所はある程度は限られてきます。
吉祥寺や原宿などの一等地は絶対に無理ですし~工場は家賃が安い場所、店舗は一等地の狭小物件もこの額だと厳しいだろうと思い一等地は諦める事に。

それから人通りの多い場所でありつつ家賃の安い場所を探しました。ほどなくして環8沿いにある大きめの元ラーメン屋さんの物件を見つける事が出来ました。

あそこなら車も止められるし学校も周辺にいっぱいあるし家からも近い!大きさ的にも工場&店舗もいけそう!って事で何年も前から閉まったままのラーメン屋跡地を狙う事にしました。

家賃は幾らなんだろう・・・

不動産屋さんのお友達(名前は訳あって出せませんがOさんありがとうございました!)に相談し探してもらったのですが、何年も前から閉まったままの物件なのに借主募集になっていない事が判明。

ならば大家さんに直接交渉してあの場所を借りよう!
何年も前から閉まったままのラーメン屋さんです。寝かせているのはどう考えてももったいない。大家さん的には借主が見つかれば家賃収入が入ってくる訳ですから良いに決まってる!

そう思い大家さんを探す事に。

そうなると登記簿で建物を調べてから、持ち主を探す事になりました。

お友達の不動産屋さんにどうやったら建物の持ち主を探せるかを教えてもらいました。

法務局に行って検索すれば、その建物の持ち主がわかるとの事!

なのですぐに法務局へ行き検索専用の機械というか端末が置いてあるので住所を入力して持ち主を検索・・・

それがなぜか全然出来ないのです・・・

どうして良いかわからず法務局の職員さんに聞いてみても「<ジバン>をお願いします」と、軽くあっさり言われたものの~

ジバン?機動刑事?
<機動刑事ジバンっていうヒーローものの番組が昔あったんです>

・・・んな訳ない事は頭ではわかるのですが真っ先に機動刑事が出てきてしまい・・・それが頭から離れず・・・

ジバンなんて機動刑事以外に聞いた事もない単語です。

あとで調べてわかったのですが正式にはそれはジバンではなく「地番」(ちばん)でした。
法務局で建物を登記する時は住所ではなく「地番」という物で登録しているらしいのです。

なので地番がわからない事には持ち主を調べられません。

どうやったら地番を調べられるのか全然わからないので一旦、帰宅。
また不動産屋さんに聞くと、法務局には地番用の地図帳があるので住所を元にその地図帳を見れば地番が調べられるとの事!

再び法務局へ行き、その地図をなんとか見つけだし、その元ラーメン屋の地番を発見!

地番を法務局の書類に書き込み提出すると、その建物の持ち主とその持ち主の方がお住まいのお家の住所が記載された紙がもらえました!

この住所に持ち主さんは住んでいる訳ですから、おうちに行って直接交鈔する事になります。

日を改め、スーツを着て手土産を購入し、法務局で入手した紙に記載してある住所の家へ行く事に!!

つづく