第26話:反省と充電と・・・
二年の準備の後、私はとうとう
「日本初!不思議な揚げパン 象の耳」
として、奇蹟的に移動販売車でデビューする事が出来ました!
なのですが・・・実は・・・
あの営業終了後、フラフラになりながらも無事に帰宅し、
ろくに片付けもせず疲れ果てた私は眠りにつきました。
使用した油はとりあえず燃えるゴミで捨てようと思い、
翌日。
片付けをしようと車の店舗部分の扉を開けてみると・・・
油が冷める前に車を運転した為に、
帰宅途中にそれが床をばしゃばしゃと暴れた状態で冷えて固まって
そう、スライムが暴れて固まった・・・
みたいなそれはそれはひどい状態に床がなっておりまして・・・
これが見事なまでに、私のやる気を奪いました。
見た瞬間に扉を閉めて見なかった事にしました。
その後しばらくは営業結果に満足して数日は頭の中で色々考えつつ
なんかエネルギーを使い果たし、充電が必要だったんですよね、
そして大事な事に気づいてしまったのです。
というのは、
八王子のお祭りは商店街の方々がコンセント(電気)
電気がないと、換気扇も回せず車内も真っ暗で音楽も流せず・・・
つまり、私は発電機を持ってない為に、
(
そして、
まぁそれは、知識のある方に相談に乗ってもらうとして。。
どんなに先を予測して行動していても、
壁にぶち当たったので頭を整理!
即座にやらないといけない事!
1.車の掃除!
2.発電機の入手!
3.更なる味の向上!
4.営業場所の確保!
ちなみに4に関しては近所で良さげな場所を見つけたのですが・・
果たしてここで営業出来るのか?(
当初は原宿とか渋谷とかで営業したいな~
自分自身が軌道に乗るまでは、対応出来ない可能性もある為、
(この後、
理想的な営業場所ってどんな所なんだろう・・・!?
若者が集い、しかもそこそこみんながお金を持っていて、
しかも常に空腹で甘い物が好きそうな人達が集う場所・・・
しかも仕事をしていて自分が楽しい場所・・・・
そんな場所があるのでしょうか!?しかも近所に!?
そう、そんな理想的な場所が近所にあったのです!
そこは・・・・・
某女子体育大学。
つづく