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歩み

「象の耳」開業までの険しすぎる道のり。そしてこれから。

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第1話:運命の出会い

いきなり話は過去にさかのぼる事、数年。
2002年3月~
私は当時、昼間(9時~17時)夜(18時~2時)の
二つの仕事をしていたのだが、
不景気のあおりを受けほぼ同時に職場を辞めなければならなくなった。
晴れて無職。訳あって退職金も失業保険も出ない無職。

人生の中で無職になる機会なんてあんまりないもんだ。

無職という境遇に暗くなるのは簡単。
いや、それじゃあいかん!

せっかく無職になったのだから!!

昔からアメリカに一人旅をするのが夢の中の一つであった為、
こんなチャンスめったにないぞ!
と無職をいい事にアメリカに一人で旅する事を決める。
貯金など当然ない為、少し前から貯め始めた金を握りしめ私は、
成田→ロス→ポートランド→NY→成田 のチケットを
6万9千円でゲット。
これらを一ヶ月で回るスケジュールを立て単身渡米。
ちなみに英語はかたことだが、なんとかなるだろうという
根拠のまったくない自信だけはあった。

LAでは友人宅とユースホステル(1泊約2500円)無国籍6人部屋に宿泊。
レンタカーを借り一人で観光へ。

しかし道を間違った事に気付かず大暴走を続け、
アウトレットモールに行くはずが着いた所は
果てしなき荒野。

そこで小用をたそうとした私の目に飛びこんで来たのは・・・・  

 

 

 

注意!ガラガラ蛇&毒蜘蛛!!
の看板だったのだ!

当然、真っ青になりダッシュで逃走。


その夜、再び車で友人の手書きの地図のみを頼りに
友人宅を目指しドライブ・・・
しかし・・・まったくとんでもない方向へ全速力で突き進んでしまい、
辿り着いてしまったのは・・・・・・

真っ暗な埠頭。

真っ暗な埠頭なんて、
なんと犯罪者が好きそうなシュチュエーションじゃ~あ~りませんか!
で怖いから帰ろうとしたら遠くで

ぱぁん!

なんていう銃声を聞いてしまい、
再び真っ青&脇汗びっしょりで大逃走。


しかし、再び道を大きく間違えサンディエゴまで行ってしまい・・・
友人に電話をしようと立ち寄ったガソリンスタンドの売店で
コーラを買おうとしたのだが・・・・

一周回っても入り口がなく!
パチンコの景品交換所のようになってる始末!
(つまり治安が悪い為に、店員とは外からマイクでガラス越しに会話。
引き出しからお金を入れ、品物と交換するシステム)


う~怖いとこに来ちゃったな!と思った瞬間に目の前で

黒人二人対メキシコ系五人の喧嘩が始まり
包丁のような大きさのナイフを見て

ガソリンを入れずに再び真っ青になり大逃走。


帰るつもりがまた道を間違え・・・
ガソリンが無くなりそうになり・・・
仕方なく再びガソリンスタンドへ。


そこで
2メートル近くある刺青ぎっしりの外人三人組にからまれ

命の危険を感じるも、
よく話してみると道を迷った風な自分を案じて
心配して話しかけてきただけだった ・・・

というような経験をして
(帰り道に、人はみかけで判断しちゃ駄目だ!
とかよくわからんけどなんか感動して、
鼻水ダラダラたらし泣きながら運転してたかも)

・・・ LAをたちオレゴン州はポートランドへ。

ちなみにこの当時、
起業なんてまったく考えていなかったのだ。

ただの観光&数年ぶりに会う高校時代の友人に会うついでに、
ポートランドへ行ったのだ。
しかしこのポートランドってとこは住むにはとても治安も良く
すばらしいとこなのかもしれないが
観光で行くには・・・・な・・何もない。。。

で、めぼしい観光地もないのか、
友人が苦し紛れに連れて行ってくれたのが
「サタデーマーケット」
という週末にだけ行われるフリーマーケットのようなイベントだったのだ。
ここで!
このまったく何の期待もしてないこの地のこのお祭りで!

私は運命の出会いをしたのであった。

 

つづく

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