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歩み

「象の耳」開業までの険しすぎる道のり。そしてこれから。

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第21話:恐怖の試食会

権利は独占!日本でもまだ誰もやってない!
現地の本物の象の耳はおいしい!

あとはこの現地の味を再現&日本人向けに改良!

これが出来れば俺様は・・・!!!
しかし、もう試作&試食のしすぎで実は・・・
正直に言うと・・・本物の味をもう忘れてしまったのだ。

しかも、出来たぞ!完成だぞ!って喜んではいるが~
正直言うと、自分が完成させた象の耳は~確かにまずくはないけど、
果たして爆発的なヒットになる程のもんなのかな~?
現地で食べたのってこんな味だったっけな~?
っていう自分でも考えたくはないが、現実的な疑問が湧いてくる。

(おいおい・・・って感じだが)
そこで本物の味を知ってるポートランドに住んでいた友人を招き、
試食をしてもらう事にしたのだ!!

仕事を終えてから遠路はるばる来てくれた友人。
まったく広くなく、とても綺麗とは言えず、
いたるところが粉だらけの我が部屋へ・・・

今回の試食会に用意したのは、売ろうと思っている改良バージョンではなく、
現地のモノに忠実に近づけたつもりで作ったものである。
基礎が出来てないと応用もくそもないからだ。 

さっそくミニ・象の耳を食べてもらった。
さぁ二人はどんなコメントは言うのか~?
この二年間の苦労は報われるのか・・・・?
 
 
・・・なんか違う。

これが二人の共通の感想だった。
こんなにもちもちしてないよ~
もっと茶色かったよ~
いやこんな感じだったんじゃないか?
二人はどんどんコメントしてくれる。
似てはいるが、やはり全然違うらしいのだ。

えぐられる心臓。ひきつる笑顔・・・・
しかし、極力顔には出さず平静を装う。

そして何がどう悪いか?何をどう直せば良いのか?
助言をありがたく頂く。
 
彼らの帰宅後・・・
再び生地をこね、試作と研究の繰り返しが始まる。。

生地が少ししょっぱかったとしても、それは私の涙のせいではない。

間に合うのか?

屋台開業日まで・・・・
この時点であと残すとこ20日となっていた・・・

つづく

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