マーガリン・ショートニング・ファットスプレッド(別名:植物性油脂)の危険性
先週はショートニングのことについてお話しましたが、
引き続きこちらの問題に関して注目していこうと思います。
「この商品は日本産かな?」
「カロリーはどれくらい?」
なにか食品を購入するときに、裏面の成分表を見ることがあるかと思います。
裏面を見て、日本産だと知って安心する人も多いですが、
”日本産だから安全”
とは限りません。
もちろん私たちも日本生まれの日本育ちなので、日本産だから安全だ!と言いたいです。
手に取ったものが同じ味で同じ量、原産国が日本と海外だったら間違いなく日本産を選ぶでしょう。
しかし、”日本産だから安全とは言えない”ということもあるのです。
この理由については、主に「トランス脂肪酸」のことです。
食品の安全上、規制または禁止されていたり、「トランス脂肪酸」は国ごとに対応が違うことや、人体への影響についてはウィキペディアがよくまとまっているのでご覧ください。
https://goo.gl/U8mAI7
出典:ウィキペディア
日本は摂取量が他国と比べて低いようですが、トランス脂肪酸に関する規制や禁止などへの展開は他国と比べて遅いこともわかります。
トランス脂肪酸を摂ることで記憶力も低下するという結果も
トランス脂肪酸を多く摂取している人ほど記憶力が低下しているデータもあるようです。
以下をご覧ください。
https://goo.gl/dHMDDo
出典:JCASTニュース
記憶力も低下するデータもでているトランス脂肪酸は、体内で活性酸素が過剰に発生する恐れがあり、老化や動脈硬化、がんなどの原因にもなりやすく、子供のアレルギー発症原因にもなる可能性があるため、過剰摂取しなければ良いという意見もありますが、できることなら基本的には摂らないほうが良いでしょう。
「トランス脂肪酸」の成分は植物性油脂と表記されることがあります
トランス脂肪酸を含む、マーガリン・ショートニング・ファットスプレッドが裏面の成分表に記載がないからといって、残念ながら安心はできません。
成分表記には、「植物性油脂」とだけ記載があるものでも、その大部分が水素添加をする製造方法のため、トランス脂肪酸が発生している可能性があります。
売る側としては価格が安く、大量生産ができるメリットがありますが、消費者の立場からすると、健康上のメリットは何もありません。
これからは商品を選択する側も商品を見極める必要がある
今の時代、物に溢れ、商品を開発し売っても簡単には売れない時代です。
そこで起こるのは価格競争でもあります。
もちろん、安さは魅力の一つです。
しかし、安いからには安いなりの理由があります。
たくさんの商品がある中から、私たちは商品を見極め、選ぶこともできます。
選択する理由として「安い」だけで選択するのではなく、安いからには理由があることをみなさまには知ってほしいと思います。