今までの流れで、カビが生える事で食物が腐る事がわかりました。
だからといって
「カビが生えなければ食べ物は腐らない、訳ではない」
つまりカビ以外にも腐る原因はあるのでその辺は後述しますが!
ここまで書いて私は一つの疑問を感じました。
「なんで自分の身体にはカビが生えないのだろう?」
そういえば生きているものにはカビって生えないですよね。
植物にも生えてないよな〜(いやたまに生えてるか?)
という事は、生きているものにはカビって生えないのかな!?
そこで調べてみると・・・
1、生きている物は一定の体温(例えば人間なら約36〜37℃)を保っており、
カビが繁殖しやすい温度帯(20〜30度)では無い為にカビが生えにくい、
2、体内には免疫システムが働いており、外部から侵入したカビの胞子などを速やかに排除する仕組みがある!
3、最後が皮膚は物理的・化学的なバリアとして機能しており、皮脂や汗に含まれる抗菌作用成分がカビの繁殖を防いでくれている、との事!
<ただし免疫力が低下している場合や、特定の環境条件下では、皮膚や体内にカビが感染することもあるため全く生えないわけではありません。>
との事で、皮脂や汗には抗菌作用があるんですね。
免疫システムに関しては難しいのでひとまず置いておきますが、
とにかく人間の身体って凄い事がわかりました。
大怪我をするとばい菌が入って破傷風になるなんて聞いて事がありませんか!?
そこで調べてみると・・・
破傷風(はしょうふう)とは、破傷風菌という細菌が傷口から体内に侵入し、神経毒素を出すこと(つまり破傷風菌の排泄物が神経毒素な訳で、その毒素が身体に余計に悪さをするので)重症化すると命に関わることもあるため注意が必要です!との事。
破傷風の原因:破傷風菌は土の中に広く存在し、動物の糞便にも含まれています。
傷口、特に土や泥で汚れた傷口から体内に侵入し、酸素の少ない環境で増殖します。
深い傷だけでなく、小さな傷や動物に噛まれた傷からも感染することがあります。
これって普段は免疫さんが守ってくれているのに、怪我をする事で怪我を治せ!と大忙しになり
菌の侵入まで手が回らず破傷風菌の侵入を許してしまった事で生じるみたいですね。
つまり免疫さんがいるから私達の身体には悪い菌やカビが生えないというか、
撃退してくれているという事なんですね!
ありがとう免疫さん!
これで生きている私達にカビが生えない理由はわかったのですが、
出来上がった食べ物にカビが生えないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
出来上がった食べ物・・・生ものじゃない食べ物って事は、
煮たり焼いたり蒸したり揚げたり・・・
要は生きてはいないので免疫さんがその食べものにはいない訳です!
これは菌にとっては絶好の獲物ですよ。
ならば食べ物に菌(カビ)が生えないようにするには、どうしたら良いのでしょう!?
これを調べてみると、要はカビが苦手な食べ物を混ぜてしまえば良いらしいのです!
そしたらカビは食べたいものがあっても苦手な食べ物が混じっているので、
着地できず、繁殖もできず、増える事も出来ないので
カビが付着しない=食べ物が腐らない!
これで世の中は安泰です。
ではカビが苦手な食べ物って何でしょう!?
それでは次回予告!
「カビを撃退する方法とは!?」
つづく