2025.1.21 第一回:「そもそも添加物って何だろう?①」

突然ですが添加物って聞くとマイナスのイメージがありませんか!?
添加物がたくさん入っている食べ物ってなんとなく身体に良い訳ではないんじゃないかな〜って
思われている方が多いと思うのですが、何で添加物って入れるのでしょうか!?

身体によくないって噂があるのに?

なんでわざわざそんな物を入れるのでしょうか!?
不思議ですよね。

じゃあ、例えば!
お弁当に梅干を入れると腐りにくくなる!
なんてよく言いますよね。

ここで豆知識!
<実際に梅干の酸には抗菌作用があるので腐らせるのを遅くする作用があるのですが・・・
最近の研究では梅干の抗菌作用は、梅干が直接的に接してる部分にしか働いていない、
という事が判明したそうです!
そうつまり、梅干しが直接触れているお米の部分(だいたいピンク色になっている箇所)には抗菌作用が働いているのですが、お弁当全体を抗菌はしていなかったみたいですよ!
びっくりですよね、世の中のお母さん!>

これは抗菌作用・・・つまりは防腐作用、わかりやすく書くと腐るのを防ぐ事を期待して入れてる訳ですよね。

ん?抗菌作用とか防腐作用って似ているようで何が違うのでしょう!?

ちなみにパンって最近の若い子供達は腐らない、カビが生えない物
と思っている方が多いらしいのですが・・・
小麦粉、砂糖、塩、イースト菌(酵母)だけで作った純粋なパンって
2~3日でカビが生えてしまうんですよ〜

カビが生えたら食べられなくなってしまいます。
お店だったら売り物にならなくなるので、捨てるしかありません。

あーもったいない。腐らなかったら売り場に並べて買ってもらえたかもしれないのに。
そうしたらお金になったかもしれないのに、でも腐ってしまったら廃棄してゴミになってしまいます。
紙一重ですね。

あー!パンにすぐにカビが生えなかったら、すぐに捨てなくてすむのに!
そんなお店の人の希望があり、そして買ったお客さんも、
昨日買ったばかりのパンを朝食べようとしたらカビが生えてて食べられなかった・・・

助けてドラえも~ん!
そこでドラえもんが取り出したのが「防腐剤」です。
これを小麦粉に混ぜてパンを作ると、カビが生えなくなるよ!
こうしてみんながパンに防腐剤を入れる事でカビがなかなか生えないパンが完成しました!
めでたしめでたし!

なのでしょうか!?
カビが生えない!という事は
考えようによっては「カビすら近寄らないパン」とも言えてしまうのです。
怖いですね!
Mドナルドさんのバンズは1年経ってもカビが生えない事で有名ですが、
それって良い事なのでしょうか!?

防腐作用、抗菌作用にカビが生えないって、なんとなくわかっているようで
実はなんとなくわかってない事って多いですよね!?

腐るってなんだろう?
菌って、カビって、
そもそもなんだろう?

そんな訳で次回予告!
「カビってなんだろう?」

つづく

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